2016-01-01から1年間の記事一覧
【十五番】 光孝天皇 君がため 春の野にいでて 若菜つむ わが衣手に 雪はふりつつ 【訳】 あなたのために春の野に出て若菜を摘む私の袖には、雪がしきりに降り続けていることだよ 【競技かるた】 百人一首の中には「きみがため」から始まる歌が2首あります…
【七十九番】 左京大夫顕輔 秋風に たなびく雲の 切れ間より もれいずる 月のかげのさやけさ 【訳】 秋風に吹かれて流れる雲の間から見える月の光は、清らか澄んでおり美しいことよ 【競技かるた】 百人一首の中で最も多い「あ」からはじまる歌の一つです。…